適当なニューPC
1台組みました。使いまわしと新規が混在するケチり気味構成。
スペック
- CPU AMD Ryzen 7 5700X(8C/16T 65W)
- Motherboard MSI B550M PRO-VDH WIFI (上記とセットで\34,552)
- SSD キオクシア EXCERIA G2 SSD-CK1.0N3G2/N (\7,780 – \1,000クーポン)
- メモリ Crucial Pro CP2K16G4DFRA32A (\9,677)
- CPUクーラー Deepcool AK400 (\3,207)
- ケース Thermaltake S100 TG Snow Edition (\5,011)
使いまわしたもの
- AMD RADEON RX480
- HDD TOSHIBA DT01ACA300
- SSD Transcend TS256GSSD370S
- 電源 玄人志向 KRPW-GP650W/90+
その他メインなのでキーボードやモニタ等一式
各種パーツ開封・セッティング
ケースと全体図
またなんかシナシナした箱で届いた。幅220mm、奥行き441mm、高さ411mmのmATX対応ケースで、重量は6.1kg程度。
さあ引っ張り出すぞと思ったら初手からスチロールが壊れてて引っかかりがなく、両手でガッツリつかみこんでようやく救出。
TEMPESTが211x521x568 mmだったので、幅はむしろ増えたのだが、高さと奥行きが10㎝ほど小さくなった。サイズ感的なところはゆとりも欲しかったのであまり変わってはいない感じさえ受けるが、中身の取り回しのしやすさや、ベイの少なさなどでシンプルに使いやすくなっている。TEMPESTのころは前面には大量のベイとそこから延びるケーブルがひしめきあっていたため、あまり広さを感じられなかったのも事実だ。重量は約半分になったので、移動させたりメンテする際に腰をいわさずに済むかもしれない。
電源ケーブルを下から裏側を通して出したり、3.5インチベイを手前でなく電源の前の空間に置くなどして、前後のサイズを詰めつつ大きいサイズのグラボを積めるようにしている。SSDもこの裏の隙間にくっつけてしまうという無駄のなさが最近多いらしい。HDDベイは2つだが、電源の邪魔になるなら取り外してしまっても構わない、という程度の扱いに。実際ふたつでも過剰な気がしないでもない。
最終的なおさまりとしてはこんな感じに。裏から通したりプラグインで不要なものは使わなかったりとスペースを確保することができるので、組み込んだ後でもこんなに空きスペースが。グラボも24cmあるのだが、縦向きのスペースには割と余裕がある。30㎝以上いけますという謳い文句は正しい。
ちなみにこのケースの電源LEDはアホほど眩しいので注意。嘘だろと言いたくなるくらいに天井を照らしてくれるので、今うちではSD変換アダプタを乗っけて眩しさを抑えて使っている。スリープ時もピカピカ点滅しちゃうので、このピンだけは抜いてもいいかもしれない。側面強化ガラスというのも逆風になって外まで眩しくなっちゃうので。
マザーとCPU
最近の組み込みは楽でいい。ラッチやらレバーを上げて、パーツをはめて下げればきっちりとはまる。ゴリラパワーを発揮する必要などなにもない。このまま禁じられた力であるべき。
というわけでかっちりとはめて終了。CPUクーラーなどをつけるとマザーボード部分にアクセスしづらくなるので、右上のM.2に先にSSDをはめ込んでおく。Gen4対応だが手元にあるのはGen3のキオクシアG2。
2TBのQLCモデルや、キャッシュなしモデルなども安くなっているが、OSを入れるということで安定性や値段のバランスからTLC/DRAMキャッシュありのモデルを選んだ。今は1枚だけなのでヒートシンクの下に入れているが、後々Gen4の高速モデルを追加するときにはヒートシンク下からご移動願うことだろう。
CPUクーラー
定番すぎるほどに定番。5700Xなら空冷で十分すぎるのでこれに。対応が220Wまでと書いてあるが、そんなものは使わない。OCもしない。というところで安い空冷クーラーの定番品で決める。
もうこのデフォルトでついてるグリステープでいいやとなるくらいに適当に考えているので、追加でグリスは買わなかった。本気で冷やしたいならこれをふき取っていいものをつけることになるんだろうが、うちには不要な代物。
そしてAM4用ブラケットを取り付けてマザーを設置…逆ゥー!ファンについている引っ掛け用金具(上部の細いやつ)で簡単に取り付け・取り外しができるので最終形のさらに上の写真のようにファンを逆向きに取り付けなおす。これにより、エアフローがケースの前から後ろ方向に統一される。間違えると熱がちゃんと外に出せないので、ここだけは間違えてはいけない。ケースファン取り付けなども同様。
ストレージ類
2台積みたい場合はブラケットの下からねじ止めで外置きというストロングスタイル。やつを責めることはできまい。2台置きたいと言ったのは俺たちだ。わかっていただろうにのう。この小さいケースで複数置きなど認められるものか。それはさておき、このケースを使うならHDDは1台にとどめるか、NASなどで外に出すことを真剣に検討したほうがよさそうである。理由は簡単。
めっちゃ電源ケーブルの邪魔になるからである。今回はケーブルが頑張ってくれたのでなんとかつながったが、短めだったりプラグインでなかったらこの空間を開けておかないと相当にマネジメントがきつくなると思われる。またHDDの電源ケーブルやSATAケーブルなども通してこないといけないので、ケーブルへの負担もちょっと気になるところ。2.5インチなら場所を取らないし、ここに2TBや4TBのSATASSDをつけるのも検討したくなる。昔からのSteamのデータが入っているのでHDDは外せないということでこうなってしまったが、移行する前に検討できたかもしれない点なのでこの辺は割とうっかり。
起動
この瞬間がたまらない。ちゃんとメモリやストレージ、CPUなども認識された。当たり前といえば当たり前なのだが、メモリが半差しとかクーラーがちゃんとついていなくて熱暴走しかかりとか(C2Dの頃1敗)いろいろと不安はありつつもこの時点で問題はなさそう。
ただ他のところに問題(PC外)があったので、実際に動かすにはもうひと手間かかったのであった。
手持ちがなくて…
何をしたか
要するに、インストールメディアを作る環境が手元になかったので苦労したという話になるのだが、せっかくなので、なぜ苦労したのかを理由を添えて検証していこうと思う。
手元にあったSDカードリーダーが悪い(決めつけ)
順繰りに話をしていくと、一発目に使おうとした学生時代に買ってた16GBのやつが認識すらしなかったことが発端。それ以外のやつは引っ越しごとに奥に置かれていくので、どこにあるか見当もつかず、さらにディスクメディアなどももうPCにつけて稼働してないし、新しいケースには5インチベイもないのでどうしようもない。
そこで登場したのが誰がいつ買ったのかも忘れた、本当の名も忘れてしまったカードリーダー。これに古いスマホで使ってたmicroSDを指して使おうってんだから貧乏くささここに極まれり。想像通りというか、ここにダイレクトでメディア作成で突っ込んでも一向に成功しない。5・6回試したところでこりゃあかんと違うやり方を探した。
ISOをダウンロード→他ツールで焼きこみ
ISOとしてのダウンロードなら失敗しようがないので、とりあえず落としておいて検索をかけたところ、Rufusとかいうツールがあって、これでISOを焼きこんでブートメディアが作れるらしいことを知った。正直何にでもすがるというか早よ終われと思っていたので渡りに船だった。
なんかもう疲れてたんだろうね。画面のスクリーンショットですらない。このツールを使ったおかげでなんとか焼きこむことに成功(2敗)。これで起動させたらなんとかOSをインストールする作業に入ることができた。
その後
数日後にUSBメモリを買ってきました。バカだろこいつ何なの。あの日に走って行けよ。これらは各種アップデートのためのブートメディア作成に活用されました。なので無駄ではなかった。
これから先約1年の間ノートラブルだったことをお知らせしてひとまとめ化終了。
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