あたらしいスマホ本体を買った

特にこういうのが欲しいというものが無かった。使ってたHuaweiが国策で潰されてかなーり長期間Mate9を使い続けていたが、今のミドルクラスにも到底かなわないくらいのスコアになりつつある。antutuでいうと18万~20万で、現時点での数万円のスマホに負けている感じだ。

そんな中、1週間ほど前にSHARP AQUOS Sense 4がgoo Simsellerで値下げという通知がOCNアプリから飛んできた。13200円(税込み)という値下げしすぎだろと言いたくなる価格だったので、迷わず注文した(9/27現在は品切れ中)。

そんなわけで、ひっさしぶりにスマホを交換…するかどうかはともかく、勢いで買っちゃったてへぺろな状況に。メインとして使うには今更感のある無難なスペックだが、実際に使って見るとどうなのか、というのをチェックしながら新機種に慣れていこうと思う。

タブレット替わりに使う

使ってみてわかったこととして、純正のSnapdragonは全ての基本だから、すごくスムーズにアプリが動いてんなという感想に尽きる。何せこれまでスナドラ機は1回しか使ってないというある意味奇跡のチョイスを続けているので、「アプリ側がしっかり対応している」という点だけで一味も二味も違うと感じられるのだ。

例えばこういうところ。基本的に動作には問題はないが、アプリ側が「このチップセットはグラフィック面が弱いと思うので、勝手に設定下げて動かすね(ニッコリ)」としてくるケースが稀にある。ポケGOなどは一時期はそこまででもなかったが、ある時からまたジャギりだしたなと感じられるほどだった。表示画質レベルだとATOM Z3580に負けてる可能性もある。

ただ、それ以外の部分には基本的に不満はなく、最近はバッテリー持ちが悪くなってきたくらいで、ある程度大きめかつフルHDなので横幅も十分あり、ファイルやネット閲覧にはこっちの方が向いている感じはある。バッテリーが妊娠しかかっているので、長期間使うのは危険かもしれないが、これはという機種が無いので仕方ない。

メイン機をこれに変えてしまうと繋ぎっぽい買い方をしたのに、そこまで劇的な変化をするほどの性能差でもなく、早いうちに交換する形になってしまうと勿体ない。そこで今まで使ってきたZenpadの代わりにして、あっちを4:3の画面を活かして漫画と動画機にでもしようと思う。あとは使い方に慣れておいて、家族のサポートセンターの準備のような役割にも使える…かも。多分家族の買い替えスマホにアドバイスしても中華端末は知りもしないのに拒否反応だけは示すと思うので、おそらくこのあたりの前後機種を勧めることになるだろうからだ。

どうでもいいが今までのガジェット遍歴

サポート情報|AQUOS PHONE SoftBank 102SH|製品ラインアップSoftBank |AQUOS:シャープ
シャープモバイル製品のオフィシャルサイト。AQUOS PHONE SoftBank 102SHの製品紹介ページ。AQUOS PHONE SoftBank 102SHのご利用ガイドを掲載。

最初のandroid機が102SHだった。ガラケー時代はとにかくシャープのハイエンドという選択をしていたので、これもその通り選んだ。これは当時としては珍しくOSのメジャーアップデートが行われた機種で、性能としても割とそこそこだったと思われる。ただ、qHD(960×540)の機種が多い中、HD(1280×720)の液晶を載せた影響か、もっさり感は否めなかったかもしれない。あとこれのプロセッサーが今となっては懐かしいTexas InstrumentsのOMAP 4430を搭載していた。初代FireHDなんかもこの辺で、今ほどスナドラが席巻しては無かった…ような気もする。ルネサス製とかもあったしね。

AQUOS PHONE Xx 302SH | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
AQUOS PHONE Xx 302SH(アクオスフォン ダブルエックス)の「製品サポート」をご案内します。この製品の取扱説明書、メーカーサポート、保証、修理受付対応状況、充電器、比吸収率(SAR)をご覧いただけます。

次がこれで302SH。今見ても本体の小ささはかなりのものである。そして音量ボタンがタッチ操作でボタンではないという新機軸と、今でも珍しい下インカメラという作り。ベゼル幅に関しては今ではスタンダードだが、下カメラや音量物理ボタン排除はそうそう追従されないとは思う。いろんな意味で尖っていたが、フルHDにSD800、なんか写りの悪いカメラとこの辺に関してはすごく普通だったので、使い心地という面ではすごく普通だったと言わざるを得ない。でもやっぱり普通が一番だよね。

HUAWEI Mate 9 スマートフォン スペック | 携帯電話 | ファーウェイ・グローバル
HUAWEI Mate 9は最新オクタコアCPUのHUAWEI Kirin960、4000mAhの大容量バッテリー、第2世代のライカダブルレンズカメラを搭載した「Mate」シリーズ最高峰のスマートフォン。さらに、Android 7.0とEMUI5.0でいつでも最適な使い心地を提供。

これが現在のmate9。デュアルカメラの先駆けシリーズであり、そこまでそれほど注目されていなかった日本市場にハイエンドで参入し、これ以降のHuaweiを周知させたスタート地点のような機種だった。適度に狭いベゼルにセンターカメラ、裏の指紋認証と大画面大容量バッテリーと隙が無かったと思う。少なくとも当時は。この後くらいからエッジだのベゼルレスだのやたら縦長画面だののなんか違うなー感が増えていって、最終的に何に乗り換えようか迷うような感じになってしまった。良し悪しではなく自分の好みに合致したこれに対して、という部分が大きいので、本当にどうしようか迷うところである。実機を見に行く機会も減ってしまったし。

タブレット野郎のZenpad S 8.0。まさかのATOM搭載のイカしたやつだ。とはいってもあの頃のASUSはzenfone2あたりで使っていたので突飛なものではないのだが。画面サイズと薄さと当時そこそこのスペックでかなりいい感じだったのだが、wifiオンリーなのと最近はもうグラフィック性能がえらいことになってて、Xdiveのキャラにテクスチャがなかったり、セルリアンが半端にテクスチャ貼られてたりとだいぶキツイ。あとwifiの掴みも悪かったりして何かをするたびにモサっとしている。ぶっちゃけ新しいものの何がいいかっていうと通信がスムーズなとこだと思う。

あとは旧世代のFireHD(2017)。これもandroidバージョンで言うと5止まりらしいので、もうどう使っていいかわからない。1万円だったのであの時買ったが、zenpadが厳しくなってきたときにちょっと使った程度だったのを思い出す。

ゲームその他のプレイ感変化

前項目の変遷でも改めて述べたが、本当にスナドラ機が少なかったのである。というわけで、ゲームのアプリなどがおそらく想定しているであろうグラフィック性能などが、ちょっと違うかなーと違和感を示してき続けてきたのだろうと思われるところ。

実際問題ヘビーなことはやっていないというか、どうせできないだろうという点からスルーしていたゲームも多いが、ちょっと負荷をかけるとモサっとした動きになったりしていたけもフレ3などは実にスムーズに。あっその程度で引っかかります?みたいな動作はしなかった。さすが最適化済みのスナドラといったところだろうか。逆にkirin960が表記ほどにならないというか、まあ古いからいろんな問題も抱えることになるんだろうけども、やっぱり古いもんより新しいもんの方が色々いいよ我慢すんなってことを最終的な教訓として自分に言い聞かせて本稿は終わりにしよう。

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