観光地やその地元に金を落とせという施策によって、人の流れを無理やり作ろうとすること自体は間違いじゃないと思う。感染拡大に繋がって自粛ムードを招いたら元も子もないが、外国人が多かった北海道などはそもそも限界なのだ。
というわけでもないが、せっかく北海道に住むことになったので北海道の観光地には行ってみたいというだけなのだ。まあそれが原因でいろいろあって今現在アレなわけなので一概にいいか悪いかというのは言えないと思う。
雪対紅葉 北国の大決斗
紅葉…にはちょっと早かったかんじ?とは思ったがこれ降ってんの雪じゃん。
中での情報によると確かに雪らしい。気温0度とか大阪だと極めてレアだし昼間0度なんてあり得ないやつです。なのでこれに備えて防寒着を持ってきておいてよかった。
なんか想定以上に降ってるんですけどなにこれ
積もってるヤッター!というわけで上ではしゃいでたら思ったより寒いのと吹雪いてきたので、雪が吹雪いてないときを狙って上の展望台から紅葉が見られるかどうかをチェックしてきたらこんなことに。
何の成果も!得られませんでした!ので雪だるまを作って逃げ帰った。ただ、このころから山の上の方が晴れてきたので、帰りのロープウェーではもしかしたらいい感じで紅葉が見られるのでは?ということでしばらく待機した。
紅葉というよりは黄色メインな感じの赤で、ちょっと早めの綺麗さ。こういうのが最初から見たかったんだよ本当に。上からはそんなに見えなかったのは残念だけど、降りるときにちょいちょいいい感じに見られたのは天気の割には幸運だったかも。
ホテルと翌日はこんな感じ。なぜ俺たちはあんな苦労を…。ある意味では日本一早い積雪を堪能できたので良かったとも言えるのだが。あとこのホテル、大浴場がめっちゃ混んでて、ビュッフェスタイルの夕食も満員御礼でした。対策は取っているらしいとはいえ、入り口で行列ができるようなのはもっとなんか会場を二つにするとか時間をずらすとか色々やって欲しかったと感じるところはあります。あからさまに客を制限しないと、何割かのあまり気にしない客に色々影響されちゃうと思うの。
地域振興にはなってるとは思うけど
という話はさておき、せっかくのGotoというわけで、宿泊の何割か分の地域振興券をゲット。これ自体は結構な額のクーポンだったのだが、「地元の商店でもいろんな事情で拒否されたりする」とかいう聞いてなかったで情報もゲット。なのでホテルで北海道の産物である酒やハッカ油、アイヌグッズなどを購入して全て使い切った。地域限定すぎるとは思いますよこれ。
そのまま帰るのも(リスクを冒した分)勿体ないので滝を見に来た。こういう勿体ないからいろいろ行っちゃえってのもたぶんまずいんだろうけど、観光というのはこういうものだから仕方ない。
5分とか20分とか豪快なざっくり情報をもとにとりあえず上まで登りました。そしたら5分のとこでもう限界になったので帰りました。ぼくには荷が重すぎたようです。ぼくたちより先に登り始めてた老夫婦は第一までいったところでギブしてたらしいです。ぼくだけじゃなかった。あとどうでもいいけど降りてヘロヘロのところ追いかけ回してきたハチは絶対許さないからな。
妙にゴージャスな名前がついているような気がしないでもないが、ぶっちゃけ広すぎるので最初の銀河の滝・流星の滝のふたつでギブしました。ラーの滝みたいな名前のやつが名前差し替えになってんのただの初歩的ミスならめっちゃ怒られただろうなあとか、疲れた頭は嫌味ったらしくていけない。
制度全体的な話
単なる愚痴とか文句みたいになっちゃうわけだが、「お得に旅行してもいいけど感染に関してはお前らと事業者のせいだからな」と開き直った制度なのはイメージとしてどうなんだろうと思う。実際旅行のグレードとか一つ上がるし地域に税金も落ちてるだろうから旅行そのものはプラスに働いている。でも今時期みたいな感染拡大が始まったら一気にしぼんでしまう。
ここぞとばかりに予約で埋めてしまうので、仕方ないのだが、家族4人とかの予約は向こうもそうして欲しいと思っているんだろう。こうなるとあまり行われなくなるおひとり様優遇とかそういう感じのシステムと、受け入れ側の動きが本当は必要だったんじゃないかと思えてしまう。少なくともクラスター的にはならないだろうし。
さんざん恩恵を受けたくせに文句たらたらだが、旅行自体はいい部屋で温泉も堪能したし、道産のものをいろいろ買ったしお土産で地物のキノコも貰ったし、とてもいい制度と旅でした。とは言えると思いました。まあ今後はねえ…
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